精聴は内容を全て正確に理解するまで、じっくり繰り返し聞く方法です。一方の多聴は大量に聞く
ことを目的に、多少の分からない箇所があっても、大意をつかむことに重点を置く方法です。
英語リスニングに強くなる―精聴の基本プロセス15 会話・ニュース・物語を聴きこなす
小宮山 貴教
by G-Tools
読書においても、ちょうど同じようなことが言えますよね。
何度も同じ本を読み返しながら、一言一句まで味わいながら読むスタイルの「精読」。
その一方では、とにかくあらゆる分野の本を大量に読む「多読」があります。
専門用語がたくさん出てきて、読んでいてもちんぷんかんぷんな本もあります。
しかしながら、そういう本を手にとって読んでみるのも大切なことだと、ある先生から教わりました。
幅広く色々な知識を吸収する内に、自分の好きなジャンルが出来てきて、おのずとそれらの
本を精読するようになる・・・そういうものではないでしょうか。
アルクのヒアリングマラソンでは、ただ聞き流すだけではなく、聞いた英語を書き取ったり、
実際に発音してみたりしながら、英文の構造や音の特徴を理解する必要性を説いています。
1日約3時間のヒアリングを1年間続けていく・・・。
そうすると、総計1,000時間のヒアリングに到達することができます。
精聴と多聴をうまく組み合わせながら、このマラソンを完走したとき、きっとあなたの
英語力はアップしています。
ヒアリングマラソンでは受講生参加型のプログラムが用意されていて、学習仲間の声を
聞きながら、情報交換ができる仕組みになっています。
お互いに励まし合いながら、ゴールのテープを切りましょう!