中学受験の世界では、名の知れた教室を運営なさっている宮本氏。
強育論という本も出版されていますよね。
早稲田大学のご出身だそうで、親近感を覚えるのに時間は掛かりませんでした。
宮本算数教室は、無試験で先着順に入塾させる方針だそうです。
つまり、学力レベルの高い子どもばかりを教えているわけではない、ということです。
にも関わらず、名だたる有名中学に多数の生徒を送り込む合格実績には驚くばかりです。
テレビの画面では、子ども達に解かせるためのパズルを一生懸命に考えている宮本氏が
紹介されていました。とにかく考える・・・ひたすら考える・・・そんな印象を持ちました。
頭脳立国インドと宮本算数教室の共通点
とことん考える。この姿勢には、数学の問題に必死に取り組むインド人と、どこか通じるものがあります。
頭脳立国を標榜して、今や押しも押されぬIT立国に躍進しているインド。
IIT(インド工科大学)の学生達は、寝る間も惜しんで数学の問題に取り組んでいます。
そんなインド人の学生と宮本哲也先生の間には、何か相通じるエネルギーを感じるのです。
インドの子ども達もそうですが、宮本算数教室の子ども達も目を輝かせて算数の問題に
取り組んでいます。好奇心いっぱいに楽しそうに学習している姿から、素敵な未来が垣間見えます。
子どもは自然と勉強するのです。
勉強させるなんて大間違いなのです。言い古された言葉ではありますが、改めてそう思いました。
宮本算数教室は、益々目が離せない存在になりつつあります。