スーパーなどの売場で目にする、手描きの広告を作る人のことをいいます。
日本語に訳せば、”販売時点広告”ということになるでしょうか。
エンドユーザーである消費者が買うか買わないかの瀬戸際で、商品の購買を促す役割を担います。
手書きPOPで売場カイゼン! 石川 香代 by G-Tools |
POP広告は絵と文字を巧みに使って、商品の魅力が分かりやすく伝えられます。
買い物客が目にした途端に、どんな商品なのかを判断できるように工夫されています。
POP広告の文字には、どことなく人の温もりを感じますよね。
その点が、他の広告にはない特徴だと思います。
文字をあたかも絵のように見せて書く・・・これがPOP広告のコツなのだそうです。
POP広告は元々アメリカで考案されました。
広い大地のアメリカのこと・・・売り場面積もかなり広いんでしょうね。
そんな中で販売実績を上げるためには、店員さんの数を増やすにも限界があります。
そこで、店員さんの代わりになって商品説明をする「何か」が必要になったのです。
POP広告クリエイターは労働省が認定する公的資格です。
実技試験では、POP広告に用いられる独特の字体が正しく書けるかどうかが試されます。
先の太いマーカーペンで文字を書き上げるのですが、普通に書いてしまうと縦が太く横が
異様に細くなってしまいます。遠くからでも読みやすくするためには、文字の太さを一定に
しなければなりません。そこで、POP広告の文字には独特の書き順が考え出されています。
あいうえおの書き順から、POP広告向けに改めて勉強する必要があるんですね。
◇POP広告 デザインを学んでPOP広告クリエイターになろう!