手話通訳士とは
手話に関する知識や技能を持った専門家のことで、
健聴者と聴覚障害者とのコミュニケーションの手助けをします。
手話通訳士は厚生大臣認定の国家資格です。
手話の単語辞典なんかも出版されているんですね。一語一語、地道に覚えていく作業が必要になります。
手話を勉強して、あなたの世界を広げてみませんか?
手話において、重要なポイントである顔の表情や手の動きなどが、DVD・ビデオ教材によって
分かりやすく解説されています。映像を見ながら、先生と同じ動きをするレッスンです。
手話通訳士の受験資格には、3年程度のボランティア経験を積んだ20歳以上の人、という条件があります。
学歴が不問とはいえ、かなり本気で手話に打ち込んできた人でないと受験はできません。
手話通訳士が活躍できる場面のひとつに病院通訳があります。
聴覚障害者が交通事故に遭った際、医師や警察官との間に立って通訳を担当します。
危機迫るシチュエーションなだけに誤訳は許されません。
人の役に立つ仕事ではありますが、生半可な気持ちでは勤まりませんよね。
ドラマや映画でも度々話題になる手話ですが、実際の仕事の現場にはプロフェッショナルな空気が張り詰めます。その他にも裁判や警察での尋問など、公的な場面で手話通訳士は活躍しています。