ビオトープ管理士とは、生き物が暮らしやすい環境を作るために、
環境保全活動に従事している人たちのことをいいます。
ビオトープ管理士は、財団法人日本生態系協会が認定する民間資格です。

ビオトープ再生技術入門―ビオトープ管理士へのいざないビオトープ再生技術入門―ビオトープ管理士へのいざない
養父 志乃夫

野生生物保全技術 自然保護法講義 トマトはなぜ赤い―生態学入門 自然生態修復工学入門―荒廃した里山を蘇らせる ビオトープの基礎知識―野生の生きものを守るためのガイドブック

by G-Tools

ビオトープ管理士の試験問題集

ビオトープ管理士・・・言葉のブログを運営する私にとっては実に興味深い言葉です。

ビオトープとは、ドイツ語で「地域の様々な生き物が生息できる場所」を意味する
Biotop に由来します。

ドイツはビオトープの本場として知られています。
「学校ビオトープ」なんていうコトバもあります。子供が通う学校やその周辺の環境を
ビオトープ空間にしようという取り組みです。人と生き物が一緒になって暮らす・・・
一昔前までは当たり前だったことが、環境破壊が進む中、徐々にその姿を失いつつあります。

ビオトープにおいて一番重要なのは、水辺の空間作りでしょうか。

アフリカの草原でもそうですが、水辺の周りには多くの動物が集います。
ビオトープ空間に池を作ることによって、様々な種類のトンボが住めるようになります。

すき間の多い空間作りも重要です。
小さな生物達が、小さなすき間を好んで生息します。
昆虫が増えれば鳥類も増えていきます・・・人間の都合によって崩れてしまった生態系を
少しでも元の状態に戻そうとする試みは応援したいですね。

最近、気になっていたことがあります。
私の家の裏庭に、蚊が異常発生することがよくあるんです。
これも生態系に異変が起きているんでしょうか。蚊をエサにするトンボが増えれば、確かに
蚊の異常発生は防げるものと思われます。
自然との共生を謳っているビオトープを学ぶことによって、少しでも環境教育に触れることが
できるのではないでしょうか。

  • ビオトープ管理士の試験問題集