スポーツ選手を科学の眼から支えるトレーナーのことをいいます。
アスレティックトレーナーの受験資格は、20歳以上で
日本体育協会加盟団体の推薦が必要とされています。
アスレティックトレーナーガイドブック | |
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2年間の講習を受けなければなりません。
講習内容はスポーツ社会学・スポーツ医学などの講義と、救急法実習などの実技に分かれています。
スポーツに怪我は付き物ですからね。
ケガに苦しんでいる一流スポーツ選手達・・・新聞紙面でいつも話題になっています。
プロ野球界では清原選手、大相撲界では魁皇に栃東、その他にも多数の選手達がケガに泣かされて
いる現状があります。
アスレティックトレーナーはスポーツ選手のケガの予防、コンディション管理などを担当する
専門家です。選手個々人によって、身体の柔軟性や筋力に違いがあります。
ストレッチや練習メニューを作る際にも、それらのデータと照らし合わせます。
適切なテーピングを施すアスレティックトレーナー
激しい衝撃から身体を守る役目を果たしているのがテーピングです。
故障しやすい関節や筋肉を粘着テープで補強するのがテーピングですが、伸びるテープと
伸びないテープを巧みに使い分けながら、選手一人ひとりに施していく作業は、正にプロならではです。
食事にも気を配るのがアスレティックトレーナーの仕事です。
体を作るのは食事から、と言うと非常に分かりやすいですよね。
普段の食事もそうですが、試合直前には、早くエネルギー源になる炭水化物を多く含んだ
食事メニューを作ります。スパゲッティなんかは有名ですよね。
さらに言えば、精神面でのバックアップも忘れてはならない大切な仕事の一つです。
ケガを抱えているプレーヤーが、心理的に不安なまま試合に臨むのは良くありません。
試合前に掛けるアスレティックトレーナーの一言が重要な意味を持ちます。
スポーツ選手とアスレティックトレーナーは、常に二人三脚で勝利を目指しています。