小物や髪型・お化粧に到るまで和装全般のアドバイスをするお仕事のことです。
社団法人全日本きものコンサルタント協会が行っている資格認定試験を受験することになります。
資格認定試験には、受験資格が2項目設けられています。
2項目の内、いずれか一つを満たしていればOKのようです。
まず一つ目は、着物の着装指導に関して2年以上の実務経験があること。
さらに二つ目として、着物を教える教室や学院の卒業生であり、220時間以上の教育修了者であること
が求められます。
日本人は着物、というイメージがあります。
ちょっとベタな感じもしますが、外国の方などは特にそう思っていらっしゃるのではないでしょうか。
普段着として着物を着ている日本人は少ないと思います。
着付け教室などが流行るのも頷けますよね。たしなみとして身に付けておきたいですよね。
きものコンサルタントの活躍する舞台
きものコンサルタントは、呉服店や百貨店などでお客様の相談に応じたりします。あるいは結婚式場において、花嫁の着装に関わる仕事をします。
ウェディングドレス全盛の時代を感じさせますが、やはりそこは日本人です。
お色直しでウェディングドレスに着替える前は日本情緒たっぷりの着物姿だったりします。
結婚式場やファッションショーは、きものコンサルタントにとっての桧舞台です。
場数を踏んで実力を蓄えたら、フリーのきものコンサルタントとして活躍することも夢では
ありません。年齢を問わずにできる仕事なだけに、その需要も枯れることがありません。