獣医師の資格を取得するためには、
獣医学課程のある大学で6年間学んだ後、国家試験に合格しなければなりません。
ペットのお医者さんが連想される獣医師ですが、立派な国家資格なんですね。

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獣医師になるには (なるにはBOOKS)
井上 こみち
ぺりかん社 2001-02

動物のお医者さんになりたい わたし、獣医になります!―アメリカ動物病院記 (ポプラ社ノンフィクション (1)) 続 動物のお医者さんになりたい 続続 動物のお医者さんになりたい 愛犬の死編 動物の患者さん―まねき猫ホスピタルの診療日記

by G-Tools , 2008/07/07

獣医師の就職先は、小動物の臨床医である「ペットのお医者さん」の他にも、
牛や馬など家畜(産業動物)の病気予防や健康管理を行う農林水産分野、スーパーや精肉店に
並んでいる牛肉や豚肉の食品の安全性を調べる公衆衛生分野、動物用医薬品の試験研究を行う
バイオメディカル分野、希少動物の保護や人工繁殖などに関わる野生動物分野など多岐に渡っています。

獣医師の免許取得者の内、小動物臨床に進む人は半数に過ぎないと言われています。

先に挙げたバイオや遺伝子科学分野の研究職は求人も多く、待遇面でも期待が持てます。
ペットのお医者さんは憧れの職業である反面、実際の労働の過酷さは誰もが知るところです。

日本中央競馬会就職への道を開く獣医師資格

獣医師の資格を取ってJRA(日本中央競馬会)に就職するという変り種もいます。
日本の競馬には畜産振興の流れがあり、その研究レベルには高いものがあります。
ちょっと意外ではありますが、JRAも人気の就職先のひとつです。

動物好きの人なら、一度は頭をかすめる獣医師の資格。
まずは6年間みっちりと、大学の獣医学課程を修めるところからスタートですね。

【獣医師の資格取得】