ライフハックを追求した仕事術等々、巷にはたくさんの指南書が出版されています。
できる人の勉強法 安河内 哲也 中経出版 2006-12-19 売り上げランキング : 11626 おすすめ平均 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
誰でも興味のあるテーマであり、また百人百様の答えが返ってきそうな命題でもあります。
いつも思うのですが、色々と試行錯誤を繰り返す内に身に付いてくるものだと思うんですよね。
詰まるところ、オリジナルの勉強法の確立が大切だと思います。
勉強法のガイドブックや、仕事術の指南書は確かに役立ちます。
目からウロコが落ちるような秘訣に出会うこともしばしばあります。しかしながら、そこに
書かれていることが全て自分に当てはまるかというとそうではないんですよね。
そこが面白いところでもあり、奥の深い「奥義」のようなものなんです。
やってみないと分からない。
実際にやってみたら、たくさんの無駄があることに気付くようになる。
そこで自分なりに工夫してみるんです。ああでもない、こうでもない・・・と。
最終的には、試験合格のための近道になる勉強法を編み出すことになるんですが、
それまでは回り道を余儀なくされます。勉強しながら、これでいいのかと”勉強法の指南書”を
紐解いてみる。そうすると、ここに書かれていることは自分にも適用できるが、こっちに関しては
実際に試してみて違ったよな・・・と。徐々に疑問が解かれていくと楽しいものです。
人間の集中できる時間というのは限られています。
そこにピークを持っていって勉強するわけですが、じゃあ集中できない時間帯はサボっていて
いいのかというとそうじゃない。集中できないなら出来ないなりにコツコツと勉強し続ける姿勢が
大切です。ありのままという言葉がありますが、正にその通りだと思うんです。
その時の自分の状態の良し悪しに関わらず、ありのままに机に向かう。
そうこうしている内に、再び集中できる時間帯がやってくるものなんです。
リラックスしている時に、頭の中の情報インプットは意外と進むことは知られています。
そういう細切れの時間を大切にしたいですよね。
勉強法や仕事術は、長い時間を掛けて自分自身で編み出していくものです。
そのこと自体を楽しめるようになれれば、それこそ、資格試験に合格する方法や大学受験に
合格する秘訣を体得できたということになるんでしょうね。