棚落ちとは、売れない商品が陳列棚から姿を消すことを意味します。
不人気商品を一掃することは、とても重要な決断です。売れ残った商品をいつまでも陳列棚に並べているようでは、そのお店の売れ行きにも大きな影響を及ぼします。
コンビニの陳列棚は客の導線をよく考えた構成になっています。目線の高さにある商品には、誰しも目を奪われがちになります。どこから入ってきて、どこで商品に手を伸ばして、どこから去っていくのか・・・マツモトキヨシなどでもそうですが、導線を巧みに張るマーケティングは重要視されます。
モノがあふれる物質社会にあって、モノ(商品)の入れ替えは頻繁に行われます。
今の世の中、モノと同時に情報も錯綜しています。
種々雑多な情報があふれ返る情報化社会の中にあって、机の上の書類の取捨選択、頭の中の情報の入れ替えも大切なポイントです。
情報の棚落ち作業も頻繁に行う必要があります。
脳の整理方法には、人それぞれのやり方があると思われます。
何も整理しないでいると、情報洪水に押し流されるのは目に見えています。
頭の中のトレードオフ。
コンビニやスーパーの導線ではありませんが、脳の神経細胞同士を上手くつなぎ合わせていくためにも、情報の棚落ちをいつも意識していたいものですね。