少子化社会の進行に伴い、私立大学では学生の囲い込み競争が繰り広げられています。学生に対して甘すぎるのではないか・・・との声も聞こえてきます。
資格関連のブログで有名な”べんちゃんブログ”でも紹介されていました。
社会の国際化に伴い、各企業もTOEICの受験を社員に奨励していますよね。
もちろん、これから社会人になる学生の間でもTOEICは人気があります。
大阪にある近畿大学では、TOEICの点数が500点以上で、なおかつ大学の成績も良い経営学部生73人に「奨学金」名目の賞金10万円を贈ったそうです。
時代の変化を感じますね。
学業に専念すべき学生が、学業の見返りに金銭を受け取る・・・
馬の前にニンジンをぶら下げて走らせる”ニンジン作戦”と題する新聞記事が躍ります。
学長によれば、効果はてきめんなんだそうです。
学生の語学力アップに寄与しているのであれば、何も言うことはないだろう。
そんなところでしょうか。
立命館大学でも、資格試験合格者に賞金を出しておられるようです。
なんだか複雑な気持ちですね。
知りたい、学びたいという純粋な気持ちが台無しにされているようで・・・
生涯学習のユーキャンではありませんが、人は一生学び続けます。
学びに終わりはありません。
目の前のニンジンが大切なのではなく、その先にある久遠の理想にスポットを当て続けたいものです。
ブレない自分を築き上げる。
学ぶことの意義をもう一度問い直したいですね。
◇TOEICの資格取得 英語が話せる日本人!誰もが抱く願望ですね。