鏡開きとはお正月行事のことを意味します。
鏡餅を下げて、雑煮や汁粉にして頂く恒例行事のことですよね。鏡開きは1月11日に行われる所が多いようです。歴史を辿れば、昔は1月20日に執り行われていたようです。
酒樽のふたを木槌で割って開封する。
新婚カップルによる披露宴の演出は、「鏡抜き」という表現が正しいようです。正しい日本語を継承するNHK言葉を参照すれば、鏡を抜く、あるいは四斗樽を開ける(しとだるをあける)となります。
さすがに割るでは縁起が悪いですからね(^^ゞ
鏡開き、鏡抜きの「鏡」という言葉には「円満」の意味が込められています。
酒屋さんでは、樽酒のふたのことを「鏡」と呼んでいたそうです。
真ん丸い形を見ていると、円満という言葉が浮かんでくるのも分かるような気が致します。
宴会の終了を「お開き」と言ったりもしますよね(^u^)
お正月の終わりに鏡開きをしたように、宴の終わりにも「お開き」となるのでしょうか。言葉のつながりには、本当に興味深いものがあります。
結婚披露宴のプロの司会者、ブライダルコーディネーターの方であれば、是非とも「鏡を抜く」という表現は覚えておきたいところですね。