患者の症状をよく聞いて、蓄積された様々な引出しから最適の治療法を編みだしていく。そのためには、一にも二にも患者の話によく耳を傾けなければなりません。その場合、信頼を勝ち得たドクターであることが何よりも大切になってきます。心を開いた状態の患者から、些細な情報も取りこぼすことなく読み取っていきます。
木のドクターである樹木医に必要なことは何でしょうか。
耳を澄まして木に聞いてみる。木と会話をする。謙虚な姿勢で木霊の宿る木に問いかけてみます。一流の樹木医になれば、そこから様々な情報を読み取ることができるようになるのでしょう。
環境問題が叫ばれる昨今、樹木医の存在がクローズアップされています。高いニーズに裏付けされた将来性のある資格だと思われます。樹木医の合格率は22%となかなかの難関ですが、高収入も期待できるだけにトライしてみる価値はありそうです。
日本緑化センターの公式HPをご案内しておきます。資格取得を目指している方は、まずこちらのホームページをご参照下さい。
将来的に独立開業を目指す方にもおすすめの資格です。
既に造園業や緑地公園管理業などに従事している方にも、周辺資格としておすすめしたいと思います。
以下、樹木医資格の詳細を記しておきます。
- 受験資格:樹木の診断・治療等に関する業務経験7年以上、及び樹木医補で業務経験1年以上
- 試験内容:1次試験(1)筆記試験(樹木医の必要知識)(2)業績審査 2次試験(1)研修(2)面接
- 試験日 :7月。研修は10月
- 試験地 :仙台、東京、名古屋、大阪、福岡
- 受験料 :18,000円 研修費用65,000円