旅行・観光業界で頻りに言われるコンテンツツーリズム。

アニメの聖地巡礼をはじめ、歌枕の地を訪れたり、アイドルゆかりの場所を訪ねたりするのもコンテンツツーリズムの一環です。

ホケノ山古墳から望む箸墓古墳物語性に裏付けされた旅行。

単なる人気の観光地というのではなく、コンテンツツーリズムの対象は絞られます。

テーマを限定し、各々のストーリーを紡ぎながらそれぞれを連ねていきます。

興味のない人には全く見向きもされない企画もあるでしょう。
それこそが、コンテンツツーリズムの求めるものです。

自分だけのオリジナル。
万人に向けたものではなく、各々にカスタマイズされた旅は胸をときめかせます。

万葉集などに詠まれた歌枕の地を巡る旅もいいものです。

あしひきの、あをによし、たらちねの・・・

様々な枕詞がありますが、その音の響きに身を委ねてみるのもいいでしょう。
古来、日本という国は「言霊のさきわう国」だったのです。

もう少し深く掘り下げてみるなら、言葉そのものがコンテンツツーリズムにもなり得ます。視点を変えれば、未発掘の観光資産もまだまだありそうです。

ものがたり

テーマに貫かれたストーリーの中に、旅の醍醐味は眠っています。

【コンテンツツーリズム関連情報】