世界中の空港を、誰にでも分かりやすく振り分けた空港コード。
関西空港がなぜKIXという名前になったのか?
文字通り命名するなら、関西国際空港の Kansai International Airport で、KIAになるはずでは?とも思われるのですが、この KIA という空港コードは、関西空港が誕生する前に既に使われていました。そこで、語呂の良いKIXという空港コードに命名されたいきさつがあります。
空港コードには、国際航空運送協会(IATA)による3レターコード(IATAコード)の他にも、4レターコード(ICAOコード)があります。
ひとつひとつの空港に割り当てられた空港コードは、航空業界で働く人たちにとっては無くてはならない業界用語のようなものなんでしょうね。
歴史的に見てみると、古くから開港している空港には名前通りの空港コードが付けられています。例えば、羽田空港のHNDや伊丹空港のITMなどは、空港の名前通りに付けられた3レターコードであることが分かります。
関西空港は比較的まだ新しい空港であると言えるのではないでしょうか。
関西空港の空港コードであるKIXを、この機会に是非覚えておきましょう。